【オリロン】欲望だらけのコロシアイ共同生活【安価】
1- 20
631: ◆PeqoztVw/ypS[saga]
2018/08/27(月) 23:28:58.31 ID:CtHa1j0A0
「お願いします……あの子を、あの子を返してください」

「優が……私達の息子が誘拐されるなんて……」

「お兄ちゃん、早く帰ってきてよ……うわああああんっ!」

生瀬「なっ、あっ……」

俺の家族が、泣いている。

誘拐された俺を返してくれと、泣いている。

草津「こ、これは……!」

田部井「っ……!」

唄川「マジかよ……」

大なり小なり、戸惑いの声があがる。

それを嘲笑うかのようにモノクマは腹を抱えていた。

モノクマ「うぷぷ、いいね!こんなに悲しんでる人がいるなんて愛されてるね!」

モノクマ「だけどオマエラにその悲しみを晴らす事は出来ないんだ。だってオマエラはもう帰れないから!」

モノクマ「たった一つの方法を、除いてね」

白龍「なるほど。楽観視していた所に家族などの悲しみという具体的なものを見せるか……悪くない」

爆羅「同感だ!これを動機とするならそれはいい感情の爆破になるだろう!」

変わらないのはこの二人だけ。

白樺「悪趣味極まりないね……!」

仙道「……」

玉菱「うっ、ううっ」

後はみんな、見せられた物に苦しんでいた。

俺もそうだ……だって、家族のこんな悲しんでる姿を見た事がないんだから。

モノクマ「そういえば心労って寿命を縮めるらしいね」

モノクマ「じゃあ、オマエラの大切な人達はいつまでその心労を抱える事になるのかな?」

モノクマ「アーハッハッハッハッハ!」

さらに一手を打ち込んで、モノクマは消えていった。

誰が何を言うわけでもなく一人、また一人と消えて。

残されたのは俺と……

【一人選んでください】

↓2


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
685Res/1193.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice