489:Falsemanの人[saga]
2018/08/28(火) 11:41:05.87 ID:ehYldiRL0
昼
召喚士?
「準備さえ整えば、魔王の妻を召喚できるかも。それはそれとして勇者様は私にどういう感情をいだいてますか?」(32偶)
勇者「召喚士……。あなたとちゃんと面と向かって話すのは最初以来だからちゃんと言えないよ?
それでもいいなら大切な仲間で、もっとお話がしたいなって……」
召喚士「勇者様ぁぁぁ!!(ガタンッ!!」
勇者「へっ!?」
召喚士「私は勇者様が大好きであります!どんな供物を触媒として捧げようとも勇者様を手元へ召喚したいこの衝動!止めたい!いやしかし叶えたい!いやむしろ、勇者の中に私のを召喚したい!」
勇者「……召喚士?」
召喚士「なんでありましょうか!?」
勇者「触媒はちゃんと選ばなきゃダメだよ。もし非人道的なことしたら、
わ か っ て い る よ ね?(ゴゴゴゴゴ」
召喚士「わ、わかってる!わかっているともですよ!!
……失礼。取り乱しました」
勇者「ところで、魔王の妻の召喚。そんなこと本当にできるの?」
召喚士「えぇ。不可能ではないでしょう。
魔王の妻の日記、魔王を封じ込めたその壺があれば召喚されやすいと考えています。そこに魔王の娘が立ち寄れば更に成功確率が上昇します」
召喚士「問題は実行する魔力と……」
勇者「彼らの心……」
召喚士「はい。では私はこれにて。心の方は専門外ですのでこちらは念のために早速準備にかからなければ……。
あぁそうそう。それとあの別人格、かなり厄介です。帰り道は特にお気を付けて。ではでは」
勇者「(厄介?邪魔でもされたの?)」
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