446:Falsemanの人[saga]
2018/08/27(月) 11:08:42.93 ID:e/vtvwIl0
計106(偶):翌朝、天使とデート
建物の屋上・見下ろしてくつろぐ天使
天使「……」
勇者「てーんしくん!あーそーぼっ!!(ダキッ」
天使「う、うわっ!?なんで私が見えて触れてっ!?」
天使「……あれ?勇者さん!?なんで!?」
勇者「なんでって。お見合いしてその後もデートしたいなーって思ったのよ」
天使「なっ……」
勇者「それで、天使くんは暇なの?」
天使「……暇です。修行はお昼からなので」
勇者「じゃあこの町を見てまわらない?」
天使「ですが、失礼ですが邪なオーラを持つあなたと長い時間一緒にいてなにもしないのは……」
勇者「堅苦しいわねぇ。いい?
昨日はお見合いがどんなものかハッキリとわかっていないままあの会場に居たのよね?」
天使「は、はい…」
勇者「じゃあ今日は2度とそんな間違いを起こさないようにこの町の事をある程度知っておいた方がいいんじゃないかしら?私なら案内できるわよ?」
天使「……」
天使は考えた。しかし、考えたところで自分ができることに限界があることを再認識しただけで、うまく断る言い方を思い付けなかった。
天使「よろしく……お願いします…」
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