128:Falsemanの人[saga]
2018/08/14(火) 14:37:45.81 ID:Ye9B2oEC0
昼過ぎ・笑顔でぴょんぴょん跳ねながら帰る幼馴染
勇者「(これからのお見合い、全部キャンセルしてぇ。さっさと幼馴染みと結婚でいいじゃねぇか)」
勇者「(だが、せっかくむこうがキャンセルせずにお見合いに来てくれたんだ。俺が土壇場でキャンセルするわけにはいかん)」
魔王の娘「うう…人間相手と結婚するなんて嫌じゃあ〜」(87奇)
姉「っ!!」
勇者の姉が勇者を下がらせ、前に出る
姉「魔物の反応!キサマ、うちの弟に何の用だ?」
魔王の娘「ひぃっ!?き、決まっておろう!勇者とのお見合いじゃあ〜(ビェェェェェ」
姉「敵討ちの欲が滲み出ているぞ。このまま生きて返すものか(刃ジャキン!!」
勇者「ま、待ってくれ!姉ちゃん!彼女をこれ以上刺激しないで!」
姉「……一旦下がる。だが、下手に動くなよ?」
勇者「あの、さ。このまま帰っていいんじゃないか?人間との結婚が嫌なら堂々と断ればいいだろ?俺が振って帰らせたってことにしといてやるからな?」
魔王の娘「ぐぬぬぬぬ。人間ごときに情けをかけられるとは。しかし……」
勇者「(野放しにすればきっとコイツは敵討ちを企むだろうし、人々はコイツを殺そうとするだろう。
……だから俺にお見合いさせて保護させようと?)」
勇者「姉ちゃん。姉ちゃんが監視しておけばいいんじゃないか?」
魔王の娘「なっ!?」
姉「そうだな。不安な者は手元で制御するに限る(ニィ...」
魔王の娘「ひぃっ!?」
勇者「(うちに新しく妹ができた。これが最善かどうかはわからないけど)」
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