117:Falsemanの人[saga]
2018/08/13(月) 22:13:24.17 ID:fVH5HmMI0
計149(奇)銃使いのなくした銃を諦めずに探し続ける
朝
▼探しますか?
勇者「(はい)」
昼
▼探しますか?
勇者「(はい)」
夜
▼探しますか?
勇者「(はい)」
深夜
▼これ以上は明日に響きます。諦めますか?
勇者「(いいえ)」
フラグ建ちました。
数時間後、
銃使い「ねぇ。もういいわよ。魔法銃なんてなくたって普通に魔法使えるし、新しく買い直させて。次の町までそう遠くないでしょ?」
勇者「……魔法銃をなくしたと俺達に知らせたとき、銃使いが涙ぐんでいたのが見えた」
銃使い「泣いてないわよ」
勇者「いつも手入れをしっかりしてたろ。そんな大事にしてたものをなくせば、誰だって泣きたくなる。特に思い入れの深いものだとな」
銃使い「……そんなんじゃないわよ。買い換えられるもの」
勇者「……本当に?」
銃使い「嘘言ってどうするのよ?」
勇者「……わかった。だったらこれ以上何も言わん」
勇者「(とはいえ涙目がチラッと見えたのは確かだ。このまま諦めずに探そう。もしかすればそろそろ……)」
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