巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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501:爆死の人  ◆SxyAboWqdc[saga]
2019/07/10(水) 21:05:46.29 ID:7tTQWhnU0
キーボ「除去……すぐにクリーニングを」ピッピッ ブブーッ

デケデケデケデケデケデンッデデンッ

白銀「あ。冒険の書が全部消えた」

キーボ「うおおおおおおおおおおおあああああああああああ!」ズピョーンッ

百田「……嘘だろ。除去できねーのか? アイツ一応最新技術の塊だったよな?」

ロムルス「もはやあれは毒というより呪いなのだ。だから生半な方法では除去できない」

ナーサリー「その凄まじい技術力で作った電子ウイルスの内容が物凄くくだらないのは……ご愛敬といったところね」

茶柱「愛嬌で済まされますかッ! これが!」

白銀「普通、こういう命と引き換えの置き土産ってもうちょっと有用じゃない……? いくらなんでもこれはちょっと」

キーボ「……ぐう! 仕方……ありません! 行動そのものに支障はないので作業を続行します!」ガチョーンッ

アンジー「わあ。機械の駆動音も物凄くチープだねー」

最原「言ってる場合じゃない! アンジーさん!」

アンジー「ん?」

夢野「アンジー! 周りをよく見るんじゃ! 赤松とセミラミスが消えて、ネコアルクもそれに追随したということは……!」

アンジー「あっ」

キーボ「あとのターゲット候補はあなただけです」ピュインピュインピュインピュイン

キーボ「あなたさえ消えれば巌窟王さんは消える!」

アンジー「……」

アンジー「ううん、それは順序が……逆だよ!」

キーボ「!」





「クハハハハハハハハハハハハ!」


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