巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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498:爆死の人  ◆SxyAboWqdc[saga]
2019/07/07(日) 23:53:54.23 ID:OJ5hssOQ0
セミラミス「あと少し……だ! あと少しで……完成する!」

セミラミス「くっくくくはははははは! 財産というものはすぐに無くなるものだが、無くそうと思って使うと気が遠くなるものよ!」

セミラミス「ネコアルク! 進捗は!?」

ネコアルク「あと十数秒で完了ですにゃー」

ネコカオス「やれやれ。まさか我々も、ここまで付き合うことになるとはな」

ネコリンボ「ンンンンンンンン拙僧は! 拙僧は昂ってまいりましたぞ!」

セミラミス「そう言うな。段々と我も貴様らのことが気に入って……ム? 知らんヤツがいるな? こんなヤツまで作ったか? はて?」

セミラミス「まあよい。後のことは任せたぞ、ネコアルク」

ネコアルク「……あなたは最高の雇い主だったにゃ」



ズズンッ



セミラミス「終了だ。もうよいぞ」



ズガアアアアアアアアアアアアアアンッ



最原「……な……え……?」

最原(それはとあるサーヴァントの最期だった)

最原(……あまりにも唐突に、それは訪れた。彼女の胸を、上空からキーボくんの砲撃が貫いて。でも!)

キーボ「……せ、みら、ミスぅぅぅぅぅぅぅ!」ジャラララッ

セミラミス「……ごぼっ……は、ははははは……!」

セミラミス「くははははははははははははははっ! あーあー! 馬鹿め! ここまで計算通りに行って、いいものか! はははははは!」ゲラゲラ

セミラミス「ごぼっ……う、げほっげほっ……!」ビシャッ

天海「攻撃された瞬間を狙って……!」

百田「野郎、カウンターで鎖をキーボの胴体に叩き込みやがった!」

セミラミス「我は毒殺の女帝、セミラミス! 故に! ああ、そしてゲームの女帝でもあるからこそ!」

セミラミス「本物ですら難しいことも我ならできる! たっぷり味わえ、電子ウイルスをなァ! あっははははははははは!」

キーボ「うおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああっ!」ガシャンッ

赤松「セミラミスさんっ!」

セミラミス「……カエデ。多くはもう語らん」

セミラミス「凄く。とても。ありえないくらい……」





セミラミス「楽しかったぞ!」ニコリ

赤松「……!」




ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ


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