巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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逆転の人
◆SxyAboWqdc
[saga]
2019/03/20(水) 19:17:27.05 ID:2kjc9oWa0
モノクマ「おーっとそろそろ飽きてきちゃったぞー? タイムリミット設定しちゃおっかなー?」カチカチ
デンッ
05:00
モノクマ「あと五分でおしおき装置を起動させちゃうから、頑張って回答してね!」
春川「五分? 五分であのパソコンの中身を見る方法を探せって? 冗談でしょ?」
モノクマ「本気と書いて『むっちゃマジやねん』と読む!」
白銀「ルビが長い。やり直し」
モノクマ「マ」
白銀「いいよ。採用!」
百田「短ぇーよ!」
茶柱「どうでもいいですよ! そんなの! なんでもいいからヒントになりそうなもの片っ端から言ってください!」
百田「あのパソコン、どう見てもモノクマカラーだよな。ならモノクマがバックアップを持ってたりしねーか?」
最原「!」
王馬「ん……?」
モノクマ「持ってたとして、出すわけないじゃん。流石にボクの私物を理由もなしに裁判に提出するわけにはいかないなぁ」
茶柱「最初の事件の時点で証拠を握り潰してたくせに! 何を今更!」
最原「……」
最原(モノクマ……?)
王馬「あれ。最原ちゃん、なにかに気付いちゃった?」
最原「……」
王馬「俺は確信には至ってないけどさ。最原ちゃんがもしそうだと言うのなら、きっと『あの人』が持ってるんじゃない?」
王馬「バックアップ」ニヤァ
最原「……いや。ダメだ。だとしても、それを提出してくれるとは思えない。下手を打つとモノクマより手強いかも……!」
王馬「口説き落とせよ。相手が誰であれ。ここは議論の場だよ?」
王馬「嘘でも真実でもなんでもいい。そいつが望むものを的確に提示してやれば……」
王馬「案外、コロッと落ちるかもよ?」
最原「……」
百田「あんだ? 終一に何言ってんだよ、王馬」
王馬「すぐにわかるよ」ニヤァ
最原「……いるよ。バックアップを持っていそうな人。この裁判場に!」ズバァーーーンッ
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