巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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316:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2019/02/04(月) 20:29:13.05 ID:3JKd31dI0
赤松「……」

赤松(言ってた! 確かにさりげなく『ついで』って言ってた!)ガビーンッ

巌窟王(まさか、コイツ……! 白銀の視力を元に戻す云々は建前で!)

アンジー(本当は早期の内に『最悪の選択肢』を潰しておきたかっただけかー。物凄い欲張り)

巌窟王「ま、待て。今までの議論のどこにそんな話が……!」アタフタ

最原「巌窟王さんの進路が論外の理由は主に二つ。一つ目はさっき百田くんが言った通り、単純に一億人を殺す選択肢を選べないという人倫の問題」

最原「もう一つの理由は今までの議論で裏打ちがされたと言うべきかな」

最原「……ずっと僕が言うのも、段々説得力がなくなっていきそうだから、この二つ目の理由は百田くんに任せようか」

百田「お? 俺か?」

最原「ずっと前のめりで、前向きだった百田くんが一番気付いてそうかなって思ったんだけど……」

百田「あー……つっても、テメェの言った人倫の問題以外に、この案を跳ね返す理由なんて……」

百田「……ないことはねぇけどよ? 怒るなよ?」

赤松「え。あるんだ」

百田「意外そうな顔してんじゃねーよ。あのな、一つ訊いていいか?」

百田「そもそもなんでそんな選択肢を検討しなきゃなんねーんだよ」

巌窟王「……ム? それは外の世界への報復に決まってるだろう?」

百田「いやだからそれだよ。あ、いや、感情論とか……絡んでねぇわけじゃねぇんだけど、若干ズレてんな。そうじゃなくって」

巌窟王「?」

百田「……それゲームで言うところの邪道だろ? なんで王道を行かねぇんだ?」

巌窟王「――」

赤松「え。なに? どういうこと?」

百田「いや、だからよ」







百田「『正攻法で勝てるゲーム』で『ゲームそのものをぶっ壊すような勝ち方』を求める意義はなんだって訊いてんだよ」


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