巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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290:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2019/01/15(火) 21:09:53.41 ID:ku+QdB2C0
最原「秤にかけてみよう。この場は曲がりなりにも学級裁判。証拠と証言がモノを言う!」

最原「白銀さんへの復讐をかねて、この場で彼女の正体を暴く!」

百田「おう! それで。何か手伝うことはあるか?」

百田「欲しい証言があればいくらでも証言してやるぜ!」

百田「終一のやることだ! 残酷なだけじゃ終わらねぇんだろ?」

夢野「……よいのか? 白銀はそれで」

白銀「バカだなぁ、夢野さん。今更私の心配してるの?」

夢野「んあ? しちゃダメなのか?」

白銀「……!」

最原(僕たちが先に進むために必要な証拠……)

最原「事件が起こったとき、罰の重さを計るのに必要な要素を僕たちは今まで議論してなかったかもしれない」

赤松「それは?」

最原「『そこに悪意があったかどうか』だよ。突発的な犯罪か、計画的な犯罪かだけでも罪の大きさは段違いでしょ?」

真宮寺「え? 情状酌量の余地を議論しようっていうの?」

巌窟王「導入からしてナンセンスだな……許せないと自分で言ったばかりだろう」

最原「それでも必要なことだと思うよ。この学園が始まった直後はどういう想定だったのかは知らないけどさ」

最原「『今』を見てよ。結果的に、生徒は誰も死んでないでしょ?」

天海「あれだけ色々あって、未だに誰も死んでいないっていうのは確かに奇跡的っすよね」

天海「……前のときは最初から最後までバカスカ人が死んでたっすよ」

最原「……正解をこの場で言うことはできる。でもそうなったら巌窟王さんはすぐにイシュタルさんを助けに行っちゃう」

最原「その後は最後の設問だ。時間があるかどうかわからない。できればこの場で聞いていてほしいんだ。それで納得してほしい」

最原「そうじゃないと戻ってこないからさ」

茶柱「戻る? 何が……あっ」

白銀「……?」


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