巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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271:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2018/12/30(日) 23:31:24.40 ID:76wx1okU0
赤松「……アンジーさんを見てると、なんか思い出すな。最初のころの巌窟王さんを見てるみたい」

赤松「最初のころ、妙に私たちを試すようなことばかりやってたよね。命懸けの状況下なのに、楽しんでるみたいでさ」

夢野「妙にデジャヴると思ったらそれか……親の身の振り方を見て育つ子供のようじゃの」

赤松「……完っ璧に悪影響だけどね。こういう部分は」

巌窟王「クハハ。赤松、人のことを言えるのか?」

赤松「……いっそのこと、仮に私がおしおきで死んだのだとしても、巌窟王さんはあの場で死ぬべきだったのかもね」

赤松「好感度を抜きに、善し悪しで考えるとどうしてもそう思うよ。今のアンジーさんを見てると」

獄原「……!? な、なんだろう。森の中でも一年に一回感じるか感じないかレベルの……怖気が!」ガタガタ

王馬「怖すぎて漏らしちゃいそうだよ……オムツ買って来ればよかったな……」

最原(なんだ……さっきから赤松さんの言動が変だ。まるで、これは……)

春川「ねえ赤松。さっきからアンタ、なんで八つ当たりしてんの?」

赤松「……八つ当たり?」

春川「そうでしょ。巌窟王の提案に諸手を上げて賛成してる割に、巌窟王と夜長に噛みついてさ。行動も言動もやけっぱちじゃん」

春川「……いや、というか私の気のせいかもしれないんだけど今日の大半、ずっとイラついてなかった?」

春川「具体的にいつからって……わからないんだけどさ……」

赤松「……」チラッ

最原(……こっちを意識してるな。赤松さん。やっぱり白銀さんを守るために脅しかけたのが本当に効いたみたいだ)

最原(別にイジメたいわけじゃないし、助け船を出そうか)

最原「赤松さんのことは放っておこうよ。時間の無駄は省くべきだし」

茶柱「なんでちょっと刺々しいんですか!?」

最原「え? あ、ご、ごめん! そんなつもりじゃなかったんだけど!」

赤松「……」スッ

最原「え。なにそのハンドサイン。電話?」

赤松「『イラつきのままに人差し指と小指であなたの目玉を潰したい』のサイン」

最原(怖ァーーー!)ガタガタガタ

赤松「当然自分の指には気遣って、ソフトタッチに留めるけど」

最原(僕を気遣ってくれよ!)ガビーンッ


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