巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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234:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2018/11/30(金) 20:20:57.75 ID:WnrGFHOm0
百田「終一! もうわかってるんだな! この問題の答えが!」

天海「え……あれ? 百田くんはわかってないんすか?」

百田「あん?」

天海「……いや俺自身、未だに納得できてないんで『わかってない』のは別にいいとして、この調子だと『知らない』んすね?」

天海「なんで……」

入間「……」

獄原「……」

天海「……あー……誰も喋らなかったんすね。喋りたがらなかったから」

百田「んだよ。また『何かを思い出した組』だけの話かよ」

夢野「んあ? いや……ウチも心当たりはないぞ?」

アンジー「秘密子、起きるの早いなー」

巌窟王「訊ねられれば誰もが喋っていただろうさ。まさかあんな場所で世界の真相を知ることになるとは思うまい」

王馬「んー? あんな場所ってどんな場所?」

最原「新世界プログラムだよ。あの中で僕たちはこの世界の真実を知ったんだ」

春川「待って。急に飛躍しすぎだよ。問われてるのはこの学園の正体でしょ。それが何だって『この世界の真実』に繋がるの?」

巌窟王「世界の真実が、そのままこの学園の正体に直結するからだ」

百田「なんだって?」

最原「いつまでも助けが来ない閉鎖空間。見世物のような悲劇。非現実的なガジェット……」

最原「それらすべてが誰かに用意されたとして、それを実行したのは一体誰か」

最原「……外の世界だよ」

春川「……?」

百田「外の世界の、頭のイカれた秘密結社、とかか?」

最原「違う。『外の世界の誰か』じゃなくって『外の世界そのもの』なんだ」

百田「……は?」

最原「……この学園で目覚めた僕たちは」

最原「これまで思い出した記憶や、築いてきた記憶のすべては!」








最原「この学園の正体は――外の世界の、誰かの為の物語なんだよ!」


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