巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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226:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2018/11/26(月) 21:48:14.12 ID:21XH/Hsv0
学級裁判 開廷

モノクマ「まずは、最後の学級裁判のルールを説明しましょう!」

モノクマ「オマエラにはこれから、ちょっとした設問に一つずつ答えてもらいます」

モノクマ「ボクが用意した設問は全部で三問! 全部答え終わったころには、この学園の真実はすっかり解き明かされていることでしょう!」

モノクマ「キーボくんを元に戻す方法もね……!」ニヤァ

巌窟王「やはりあるのだな。キーボを元に戻す方法が」

モノクマ「さて。再確認しておきましょう。今のキーボくんは、第四の事件のときまでに得た記憶と、それ以前に初期設定された人格設定を丸ごと初期化」

モノクマ「何もかもがクリーンな状態になっております! これでは、そこら辺のチープなロボットの方がまだマシかもね!」

最原「お前がやったことだろ……」

赤松「設問をクリアするころにはキーボくんを元に戻す方法もわかってるって……」

赤松「つまり、そのまま『キーボくんを元に戻す方法とはなんでしょう』って内容の設問があるってこと?」

モノクマ「うーん。そこまでストレートな設問は用意してはいないけど。でも方向性は合ってるかもね」

東条「キーボくんは今、私たちの脱出を阻む最大の抑止力よ」

東条「彼をどうにかすることさえできれば、私たちは巌窟王さんの力を借りて外の世界に脱出できる……」

星「間接的に『この学園からの脱出を賭けた裁判』ってことだな。実のところそこまで難しい話じゃねぇ」

星「……今のところはな」

百田「あ? 引っかかる物言いだな。今のところってどういうことだよ?」

星「忘れたか? 俺たちは散々、モノクマから渡された情報に引っ掻き回されていたはずだぜ」

星「俺たち自身の記憶に纏わる思い出しライト。動機ビデオ。最終的には『外の世界の真実』……」

星「設問という形にはしているが、おそらくこの学級裁判でモノクマが行おうとしていることも大本は変わらねぇ」

真宮寺「僕たちに遠回しな方法で『情報』を渡そうとしているだけ。それも何か『絶望的な情報』を……」

真宮寺「ククク。充分考えられる話だヨ。ただ、だからと言ってどうということもないんだけどさ」

巌窟王「この場に立った時点で、もう罠であろうと立ち向かうしか道は残されていない」

巌窟王「すべての絶望を真正面から叩き伏せろ。死にたくなければな」


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