コウイチ「仲間を持つ、ということ」
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23: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/08/03(金) 23:09:37.02 ID:39nipEd50
コーイチ「………大好きだよ、たぶん。何となく、分かるんだ。あいつは、誰よりもガンプラバトルが、ガンプラが大好きだったから。でも、その気持ちのせいで、あいつはたくさんの人を傷つけた」

サラ「だから、仲直りできない?」

コーイチ「……どうだろう、分からない。あいつの気持ちも分かるし、もしかしたら、僕も何か間違えたら同じことをしていたかもしれない。非難しきれないんだ。でも、やっぱりあいつのしたことは――」

サラ「コーイチ。友達って、そんなに難しいもの?」

コーイチ「……」

サラ「サラは、モモちーが大好き。だから、友達になったの。他に理由なんてないよ? リクもユッキーもアヤメもコーイチも、大好きだから」

サラ「あの人、苦しんでた。サラには分かるの。だから、助けてあげて。コーイチが、友達だって思うなら」

コーイチ「僕は…」

サラ「あの人のこと、嫌い?」

コーイチ「……ううん。そんなことないよ。あいつは、僕の友達だった。いつもいつも、楽しい時間を一緒に過ごしてきたんだ。……そうだね、僕は、あいつともう一度、遊びたい」

サラ「それじゃあ、もう一回友達になろう? 大丈夫、あの人がまだ、ガンプラが好きだって、そう思えるなら」

コーイチ「うん。……はは、僕は、なんでこんな簡単なことが分からなかったんだろう」


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