椿「もう一歩、そっちへ寄っていいですか?」
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8:名無しNIPPER
2018/08/03(金) 18:30:07.04 ID:9sBmy8QR0



* * * * *



P「椿は自分の強みって何だと思う?」



別日午後、事務所。

プロデューサーさんから何気なく発された言葉は、

意外と考えてしまうもので。



椿「強み、ですか」



写真は好きだけど、そういう話じゃないだろうし。

ダンスは割と飲み込みが早いって言ってもらえることがあるけど、どうなんだろう。



椿「む、難しいですね……」

P「あ、ごめん。そんな悩ませるつもりじゃなかったんだ。魅力はいっぱいあるんだよ」



ただ、椿自身の意識としてはどうかなと思って、と彼は付け加えた。



椿「歌とかダンスに関してはまだまだ、得意ですなんて言えませんよ」

P「それはそうかもしれないけどね。でもあまり苦手意識もない感じだよね」



そういえばそうかもしれない。

音程を取るのに四苦八苦とか。

同じステップにずっとひっかかっているとか。

そういうことは、あまりない……かな?



P「最近のレッスンは楽しい?」

椿「そう……ですね。もちろんしんどいときだってありますけど、新しいことに挑戦できるのはとっても楽しいですよ」

P「それは椿の魅力の一つかもしれないね」



そう言われると嬉しくなる。

でも強みかぁ。



椿「もっともっと、実力をつけていかなきゃいけませんよね」



アイドルとして。

自信を持って言えること、

少しずつでも作っていかないと。





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