椿「もう一歩、そっちへ寄っていいですか?」
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29:名無しNIPPER
2018/08/03(金) 19:24:23.38 ID:9sBmy8QR0



早耶「そうそう、椿さん新しいお仕事決まりそうなんですよね!」

椿「あ、そうなんですよ。だからなおのこと、頑張らなきゃって」



自分のことのように嬉しそうに話してくれる。



早耶「ふふ、プロデューサーさん言ってましたよぉ。椿さん最近、いつにも増して奮闘中だって」

椿「え、あ、そうなんですか?」

早耶「はい。少し根を詰めがちなのは気になるし、ちゃんとフォローするつもりだけど、気持ちが充実しているのはいいことだし、大切にしてあげたいなって」



そんなふうに思ってくれていたんだ。

早耶ちゃんは同じCuチームだし、担当プロデューサーが同じ。

だからこうしてお仕事の話が伝わっていることもあるし、

誰かのウワサが流れてきたりもする。



早耶「ゆっくり時間を取りたいけどここ数日ずっとバタバタしてるって言ってました。忙しそうですもんねぇ、プロデューサーさん」

椿「本当ですよね」



彼こそいろんな子をプロデュースして、

日々いろんな予定がびっしりのはず。

週末に時間を取ってくれるって言ってたけど、大丈夫なのかなって思う。



でも、気づかってくれているのがわかるのは嬉しいし、

こうして話が流れてくると、不思議な気持ちになる。

ちょっとだけ恥ずかしいけど。



早耶「プロデューサーさん、いい人ですよねぇ」

椿「ええ、ですよね」



本当にそう思う。



早耶「きっと忙しいのは確かですけど、でも、もっともっと相談していくべきだし、もっともっと甘えていくべきだと思いますよぉ」

椿「あ、甘えるって……」

早耶「もっともっと包み隠さず本音を話して、もっともっと気持ちを伝えて。その方が、プロデューサーさんも私たちをわかってくれますし、もっともっと素敵なプロデュースにつなげてくれるだろうって思うんですよぉ。だから早耶はいつも話しにいきます。だから椿さんも、ね?」

椿「……」



たしかにそう、かもしれない。

千奈美さんにも言われたけど、

私はもっと彼にいろんな相談をして、理解し合っていくことが必要なのかも。





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