ありす「普通待ってくれるものですよね」 晴「その話続くのかよ…」
1- 20
23: ◆Dm8ArSIo3MOQ[sage saga]
2018/08/02(木) 01:35:32.31 ID:0fYlgzmT0
ありす「うぐっ…ぐす、えぐ……」

晴「本当にお前酒入るとすぐ泣くよな…あ、もう日付変わりそうだけどケーキ食うか?」

ありす「ヒック……頂きます」

晴「聞いといて何だけどしこたま酒飲んでケーキ入るのかよ凄ぇな」

晴「よし、んじゃ持ってくるわ。顔酷い事になってんぞ?洗って来いよ」

ありす「グス……ピチピチの美少女が待っててと言ってるんですから普通待ってくれるものですよね…」

晴「当時は少女っつーか幼女だったろ。本気にして待ってる方がヤバいっての」

ありす「恋愛に年齢なんて関係ありませんよ!」

晴「当事者同士がそう思ってりゃあな。ほらケーキだぞケーキ。橘の大好きなイチゴたっぷりだぞ」

ありす「うわぁ……え、もしかしてコレ晴さんの手作りですか?」

晴「流石にそんなスキルねぇよ。デパ地下で買ってきたわ」

晴「んでもってローソク刺して、っと……22本は多いよなぁ」プスプスッ

ありす「12本でも構いませんよ?」

晴「やめろよケーキの上だけでもあの頃に戻りたいってか?悲しすぎるだろ」

ありす「それにしても珍しいですね。晴さんがケーキなんて。しかも1ホール丸々なんて」

晴「いや、誕生日だからに決まってるだろ」

ありす「誕生日?」

晴「ああ」

ありす「晴さんが?」

晴「オレはもう祝ってもらっただろ。てかお前もパーティーにいただろ」

ありす「プロデューサーさんが?」

晴「アイツの誕生日は未だに知らねえよ」

ありす「…」

ありす「…あれ、私誕生日でしたっけ」

晴「普通忘れるか?自分の誕生日って」

ありす「仕事してお酒飲んで寝て起きて仕事してお酒飲んで寝るだけの生活なので月日の感覚がどうにも」

晴「仕事に追われる事で現実逃避する22歳独身女みたいな事言うなよ」

ありす「仕事に追われる事で現実逃避している22歳独身女ですよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
50Res/39.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice