96:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/10(金) 12:28:58.84 ID:BmPgE/vWo
―― 8月4日
日向「ゴォール! 日向選手一着です! おめでとー! ありがとー!!」
報瀬「朝から元気ね」
マリ「はぁ……ふぅ……」
結月「ふぅ……ふぅぅ……」
日向「ほら、人があまりいないうちにストレッチしておくぞー」
報瀬「そうね……。人の目があると嫌だから」
マリ「まだ出発まで1時間あるから平気だよぉ」
結月「いえ、早めに戻りましょう」
日向「そうだな。ゆづが乗り遅れたら面白――……大変だからな」
結月「期待には応えませんので」
マリ「ふぁぁ……昨日も遅くまで勉強してて眠いよぉ……」
報瀬「確かに、知らない街を走るって面白いね」
日向「私たちの知らない場所で、知ることのない一日が始まる……なんか不思議な感覚だ」
結月「イッチニ、サンシー」
マリ「朝にはランニング、昼には目的地へ疾走、
夜には勉強のリレー。充実した一日だね」
報瀬「勉強のリレーって?」
日向「触れてやるな。やたらと勉強してますアピールしてるから、
感心して欲しいだけなんだよ」
結月「報瀬さん、車掌さんに挨拶しましたか?」
報瀬「うん、一応……」
結月「……そうですか」
日向「してないのか?」
結月「手続きをしただけっていうか……」
マリ「結構お世話になるから、ちゃんとしておこう!」
結月「そうですね。シャワー浴びたら行ってきます」
報瀬「それじゃあ、私も」
マリ「行こう行こう」
日向「キマリー、ちゃんと体ほぐしておかないと疲れが残るぞー」
マリ「もうちょっとやったほうがいい?」
日向「うん。距離は短めだからといって、甘く見ないこと」
マリ「わかった!」
報瀬「駅員さんにこれ、見せなきゃいけないんだよね」
日向「そうそう。バッチを見せないとデネブに戻れないからな」
結月「可愛いですね、これ」
……
…
545Res/802.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20