マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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537:名無しNIPPER[saga sage]
2020/03/05(木) 22:54:33.53 ID:wQFDgRACo

マリ「逢坂さんの試合見ました!
   野球あんまり分からないけど女子が活躍できるなんてすごいって思いました!」


ここ「……ありがとうございます」


マリ「あれ……私、変なこと言った?」

日向「わ、分からん……」


ここ「私の活躍が目立ったのは事実ですけど、あの場所へ行ったのは努力の成果であって、
   男女の違いは関係ないと思います」


マリ「……はい」


千聖「ふふ。結果を出すには努力をすることは当たり前。
    だけど、普遍的な努力では到底辿り着けない場所は必ずある。そういうことですね」

ここ「分かってるじゃない千聖ちゃん♪
   私たちが他の高校と違うのは、練習内容と楽しく過ごした時間だけなんだから」

千聖「あの、会ってそう時間は経っていないのだから名前で呼ばれるのは」

ここ「それじゃ、私はスタッフさん達に挨拶してくる。また後でね〜♪」

テッテッテ

千聖「……ハァ。……アヤちゃんとヒナちゃんを足して割ったような人ね」


マリ「なんか、本物って感じ……」


千聖「私も見ましたが、あの場所に立つという結果は並々ならぬ努力の賜物でしょう」


日向「確かに……」


千聖「そういう人と共演できる幸運に感謝しています。この話の流れでお聞きしたいのですが」


マリ「……?」


千聖「小淵沢報瀬さんの役として私にオファーがあったのですが、誰の意図でしょうか?」


マリ「ん?」

日向「私たちはそういうことに疎くて……分からないですね?」


千聖「そうですか……。何はともあれ、
   先ほども言いましたが今作の完成度を高める気持ちは皆さんと一緒です。
   何卒、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」


マリ「い、いえいえ! 私たちも……4年前の南極探検隊が小説になって実写化されるとは思いもしなかったので」

日向「演技のことは難しいですけど、他に出来ることなら目一杯協力しますので!」


千聖「そう言ってくださると心強いです。それでは、私も他の方に挨拶へ行ってきますので、これで」


マリ「はい、また後で〜」

日向「……確か、アイドルをやってたんだよな。バンドやってたとか」

マリ「演奏、聞きたいな〜」

日向「まぁ、余興とかで歌ってくれるかもな。望みは薄いけど」

マリ「そんなことないよ。宇宙から見たら音楽に国境線なんてないんだから」

日向「色々と混ざった壮大な名言だな」



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