422:名無しNIPPER[saga sage]
2020/03/04(水) 17:32:15.53 ID:GYsMFmGgo
女の子「……ぐすっ……お兄ちゃん……だいじょうぶ?」
一輝「あ、あぁ、大丈夫……優しい子だな、君は」
母「ユミ? どうしたの?」
女の子「お母さん!!」
栞奈「この子、転んじゃって。
怪我はないみたいですけど、一応気にかけてあげてください」
母「あらら……。迷惑をかけてしまったみたいで、すいません」
栞奈「いえいえ、特に何もしてませんから〜。ね、一輝」
一輝「……まぁ、はい」
女の子「……」
母「ほら、ちゃんとお礼言って」
女の子「ありが……とう。お姉ちゃん、お兄ちゃん」
栞奈「こんなとこ走ったら危ないから、気を付けるんだよ〜?」
一輝「気をつけてな」
女の子「うん……」
母「電車来ちゃったから行きましょ。それでは」ペコリ
栞奈「バイバーイ」フリフリ
一輝「……」
「ばいば〜い」
栞奈「かわいいね〜。って、妹ちゃんは?」
一輝「あっちで親に電話してる」
栞奈「離れちゃ危ないでしょ。近くに居なきゃ」
一輝「おまえが無茶ぶりしたせいだろ。ってか、やらせんなよ」
栞奈「まぁまぁ。あの子も泣き止んで良かったじゃん?」
一輝「まぁ、いいけど」
日向「くっ……ぐぁぁあっ……痛いッ」
結月「……」
報瀬「ふふっ」
一輝「やっぱり良くないわ」
栞奈「あははは! お腹痛い! 傑作だったよあの演技! あっはっは!!」
マリ「えぇぇぇえええ!?」
一輝「なんだ、どうしたんだ?」
栞奈「くふっ……さぁ?」
マリ「いつも逆の方向に行くんだからー! もぉー!」
栞奈「どうしたの?」
日向「幼馴染が『富士山見てくる』って伝言残して出発したんだってさ」
栞奈「ふぅん……」
545Res/802.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20