36:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/01(水) 12:21:29.50 ID:Vc83JUW6o
マリ「はぁ〜、満足満足。……さ、デネブちゃんに戻ろうか」
日向「なんで置いてった?」
マリ「ずっと呼び掛けてたのに聞かないからだよ。ね、みこっちゃん」
みこと「うん」
日向「そりゃ、あれだけ幻想的な光に魅せられたら足は止まるよ。動かないってもんよ!」
マリ「いくらなんでも一時間はないよ。ないよ、一時間は……いくらなんでも」
日向「二回も言うな」
みこと「オットセイは、見た?」
マリ「私が来たときは終わってたよ」
みこと「残念だったね」
マリ「うーん……。私たち、アザラシ見てるから、そうでもないかな。イルカが可愛かったな〜」
みこと「アザラシ……?」
日向「あ、寄ってきたぞ、イルカ」
マリ「そう、アザラシ〜。並んで横になったんだ〜」
みこと「……?」
日向「きゅいきゅ〜い」
イルカ「キュイ」
日向「あはっ、可愛い〜」
マリ「日向ちゃ〜ん、親不孝通りはいいの〜?」
日向「どこだよそれ。中洲に行くんだぞ」
みこと「若者が集まってた場所って、ガイドに」
日向「過去形か」
マリ「まぁ、私みたいな親孝行者が行くところじゃないよね〜」
日向「そうだな〜。若者は何事にも勉強だからな〜。
キマリのお母さんは心配事が少なくて安心だろうな〜」
マリ「もぉ、また勉強って単語出して。
それ言えば私が大人しくなると思ったら大間違いだよ!」
日向「何言ってんだ。勉強ってのは単語を覚えることだけにあらず。
人は生涯勉強する生き物なんだからな」
マリ「そっか……! そうだったんだ……!
みんな勉強中なんだ! 良いこと言うね日向ちゃん!!」
みこと「テレビかなにかで聞いたことある」
日向「あ、バレた? 人生経験豊富な爺様が言っててさ感銘を受けたね私は」
マリ「なんだ……」
……
…
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