マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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344:名無しNIPPER[saga sage]
2020/01/31(金) 05:16:14.65 ID:oFn1AU3Bo

結月「あの人と競い合った役で勝ち取れたことなんてないんです!
   役になりきる努力もしてるし、台本の理解力もあるし、場の流れを読む判断力も長けてる!」

日向「へ、へぇ……それは凄いですネ」

結月「敗け続けているのに、それなのに、ライバルライバルって言われ続けて……むぅぅ!」

報瀬「でも、結月のほうがいい演技するよ」

みこと「……」

結月「私の演技、見たことあるんですか?」

報瀬「……どうなの、キマリ?」

マリ「え!? えっと……あ、あるよー? ……そう! 南極居る時に決まったって話!」

結月「それ、私と出会った後の話ですよね」ズイッ

マリ「そ、そうだけど……チカイヨ、ユヅキチャン」

日向「おっと、お冷がなくなっちゃった……店員さん呼ぼうかな」

みこと「ピッチャーならそこにあるよ」

日向「あ、うん」

結月「報瀬さんのお家のお邪魔した時、3人とも私のこと知らなかったみたいでしたけど」

報瀬「……」ギクッ

日向「そ、そんなことないさ! 知ってたさ!」

マリ「うんうん」

結月「本当ですか?」

報瀬「私はバイトばっかりだったから、テレビ見る時間無くて〜」

マリ「あ、なんかズルい報瀬ちゃん!」

日向「おまえがサインなんか貰ってくるからこうなってるんだぞ、逃げるな!」

報瀬「逃げるなって何!? そのサインに顔色変えたの誰!?」

日向「私ですけどー!?」

マリ「私はサイン欲しいなんて思ってないよ、結月ちゃん!」

結月「来週、オーディションがあるんですけど、その時逢うかもしれません。もらえたらどうします?」

マリ「……」

報瀬「迷ってるから! 欲しいけどどうしようって、キマリ迷ってるから!!」

日向「子役時代の話だろ!? 今はもうゆづの方が上だって!」

マリ「そうだよ! きっと!」

ギャー

 ギャー


店員「こちらで最後になります」

みこと「はい。すいません、席を二つ取ってしまって」

店員「次のお客さんが来る前に移動してください」

みこと「はい。ありがとうございます」


結月「あの人、仲間が出来て順風満帆って感じだったんですよね、今日」

報瀬「確かに……自信に満ち溢れてた」

結月「次、勝ち得ることが出来るんですかね」

報瀬「難しいかも?」

日向「おい! 敵なのか味方なのかどっちだ報瀬!?」



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