マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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329:名無しNIPPER[saga sage]
2020/01/31(金) 04:43:59.81 ID:oFn1AU3Bo

―― 船内


日向「おぉっ、見ろみこと! あれが雪上車だ!」

みこと「雪の上を走る……車?」

日向「そうだ。名前のまま機能を現している!」

報瀬「日向、うるさい」

マリ「ファンがいてくれて嬉しいんだよ」

結月「私たちのあの動画を見てくれてる人がいるとは思いませんでしたね」

栞奈「この界隈では有名人なんだね……君たち」

マリ「実感はないんだけど……。サインの練習した方がいいかな」

結月「いいと思いますよ。人形がリアルで面白いですね」

報瀬「娯楽を楽しんでる姿もあっていいね」

マリ「あれ、さらっと流された……?」

栞奈「本当によかった? あの人形が不気味に感じて結構怖かったんだけど……?」

結月「……」

報瀬「……」

栞奈「ノーコメントなのね、分かった」

みこと「中は寒くないの?」

日向「私らが使ったのは暖房があったけど……。まぁ、無いと生きていけないからな」

報瀬「車内が暖められる工夫は絶対にある。当時と現代が同じなのかは分からないけど」

マリ「でも、あの形でよく観測できたよね」

日向「そうだな。研究が進んでより効率的になってるんだろう。これからも進化していくんじゃないかな」

栞奈「…………」

みこと「……どれくらいの時間、中に居るの?」

報瀬「目的地に着くまで。そして、基地に帰るまで」

日向「楽しかったなぁ……」

マリ「うん!」

栞奈「……」

結月「5日間身動きできなかった時はどうなることかと思いましたね」

日向「立ち往生してなぁ……」シミジミ

みこと「5日間も? どうして?」

マリ「ブリザードでね、先が全く見えないんだよ。白い暗闇だね」

報瀬「ホワイトアウトね。なにその、青いレッドカードみたいな」

日向「お前たち例え下手か!」

栞奈「あ……」

結月「どうしました?」

栞奈「楽しそうに話すなって…………。……一輝みたいに」



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