マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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286:名無しNIPPER[saga sage]
2019/11/22(金) 17:38:24.10 ID:dVGs9va+o

綾乃「食前酒はどうされますか?」

秋槻「オレンジジュースでお願いします。それでいい?」

みこと「う、うん」

綾乃「かしこまりました」

スタスタスタ...


秋槻「特にこれといった説明は無かったから、純粋に料理を楽しもうか」

みこと「……うん」



―― 厨房


料理長「どうだった?」

綾乃「女の子、琴ちゃんが緊張してました」

料理長「そうか……。出番だ、玉木」

マリ「はい……?」

明菜「いいんですか?」

料理長「ここは格式高い三ツ星レストランじゃないからな。教えてやってくれ」

明菜「分かりました。玉木さん、これがテーブルセッティングの内容で――」

マリ「はい……?」


……




マリ「失礼します」

みこと「キマリさん、その服……」

マリ「貸してくれた。ちょっと待って、話しかけないで……忘れちゃうっ」

みこと「う、うん……」

秋槻「……」

マリ「えっと……フォークが左で……スプーンが……」

秋槻「……ナイフの次…」

マリ「あ、あぁそうだったっ」アセアセ

みこと「……」

マリ「……あれ、余っちゃったけど……これなんだっけ」

秋槻「デザート用だから、上の方に」

マリ「そうだったそうだった。こっちに置くんだよね」

秋槻「そうそう……」

みこと「詳しいの?」

秋槻「一通り勉強したよ。恥かかないようにね。……活かされたことは無いけど」

みこと「……」



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