260:名無しNIPPER[saga sage]
2019/09/30(月) 14:54:56.79 ID:lslAk4Kwo
―― 報瀬
報瀬「ダメ、居ない……」
『報瀬、今どこ?』
報瀬「2階の弁当屋前……。こっちから日向と栞奈が見える」
『え……? あぁ、そこか。……そこから見える?』
報瀬「待って……。……ダメ、人がいっぱいで見えない」
『そうか……』
『どうしてキマリさんのことを……?』
『それは後で考えよう、結月ちゃん』
『そ、そうですね』
報瀬「結月、デネブには来てないよね」
『はい……。いま、デネブの外に居ますけど、見当たりません』
報瀬「……」
『外に出てたらもう間に合わないぞ……』
報瀬「……うん」
―― 京都駅・外
みこと「医務室って外にあるの?」
男「うん、そうなんだよね。まぁ、付いてこれば分かるよ」
みこと「……」
男「キマリちゃんが倒れちゃってさ、君を呼んでくれって言われて〜」
「はい……はい、車内で書き上げますので……」ペコペコ
みこと「あ……」
男「ん、どうしたの?」
秋槻「ん……? んん??」
みこと「秋槻さん……私、名古屋まで追いかけるから」
秋槻「…………」
男「なんすか?」
秋槻「君も、デネブの乗客?」
男「……そうですけど」
秋槻「……」
みこと「時間無いから、私はキマリさんと一緒に行くね」
秋槻「……うん、わかった。……あ、はい、すいません、話の途中で……」
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