マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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208:名無しNIPPER[saga sage]
2019/04/08(月) 09:15:13.02 ID:MQ6xVShUo

秋槻「だから、この経験はきっと宝物になるんだろうって思って観てた」

一輝「……」

秋槻「今の彼女たちを見ていてもそれはやっぱりそうなんだろうって、確信めいたものがあるよ」

みこと「……日向さんも」

秋槻「え?」

みこと「ううん、なんでもない。……口止めされてるから」

秋槻「はは、そっか」

みこと「……」ジー

一輝「秋槻さんは同じ年の頃を考えると、後悔するんですか?」

秋槻「いや……。それなりに楽しい高校生活だったよ。
   今もその時代の友達と会ったりしてバカだったなぁって笑ってるからね」

一輝「じゃあ、なんで嫉妬?」

秋槻「さっきも言ったけど、その宝物は一生ものなんだよな……。
   俺も持ってるとは思うけど……彼女たちと比べたら霞んでしまう」

みこと「もしかしたら、憧れてる……?」

秋槻「そうだね、俺も彼女たちのようにナニカをしたかったんだと思う」

一輝「……」

秋槻「比べるのは、そういう気持ちがあるからだと思う」

みこと「……」

秋槻「というか、なんで俺の話ばっかり?」

一輝「コイツが聞き出したんですよ」

みこと「コイツって言わないで。みことって呼んで」

一輝「それ、本名じゃないだろ」

みこと「……」

秋槻「そういえば、どうしてみこと?」

みこと「キマリさんが最初に呼んでくれたから」

一輝「こだわりでもあるのか?」

みこと「……違う……自分だから」

秋槻「そっか……」

一輝「聞こえなかったんだけど……?」

秋槻「まぁ、それなりの理由があるんだよ」

みこと「……」

一輝「……」

秋槻「……うーん」


ピピピ

みこと「あ……」


秋槻「俺ら、離れてようか」

一輝「はい……」


みこと「ううん、私が……」

テッテッテ



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