143:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/29(水) 12:38:54.47 ID:9yYPGCGzo
―― デネブ
車掌「それでは、私はこれで」
秋槻「すいませんでした。それと引受人になってくれて、ありがとうございました」
車掌「これっきりにしてくださいね」メッ
秋槻「……はい」
日向報瀬結月「「「 ごめんなさい 」」」
栞奈「すいませんでしたぁ!」
車掌「後で思い起こして、この件が笑い話になるような旅にしていただければと思います」
マリ「頑張ります!」
車掌「ふふ、それでは」
スタスタスタ...
みこと「怒られなかったね」
一輝「懐が深いな」
結月「メッ、されましたよ」
栞奈「されたね〜。一輝はされなかったけど……」
一輝「される理由がないだろ。残念そうな目で見るな」
日向「……」
秋槻「ふぅ……。俺はもう個室戻るから、それじゃ」
マリ「あ、あの……」
秋槻「……?」
マリ「すいませんでした!」ペコリ
秋槻「もう終わった話だから、気にしないで」
マリ「今回のことじゃなくて……私のせいで乗り遅れちゃったこと……」
秋槻「あぁ……うん」
マリ「私だけ乗ってしまって……」
秋槻「俺は大人だからさ、これくらいなんともないよ。……気にしないで」
マリ「……」
日向「……ふぅむ」
報瀬「私たちも、もう寝る?」
結月「でも、まだ早くありません?」
栞奈「私、列車に泊まるの初めてなんだよね〜」ワクワク
一輝「そういえば、栞奈って、今日の朝に乗車したんだよな……」
栞奈「そうだけど、なによ?」
一輝「……いや、別に」
みこと「馴染むの早いよね」
栞奈「そう? 始発から乗ってるように感じる?」
みこと「…………」
栞奈「どうして黙っちゃうの?」
みこと「言おうとしてたこと言われたから……」
栞奈「あっはっは、そっかそっか〜」
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