124:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/14(火) 01:55:40.67 ID:JIKGxwEno
―― 食堂車
日向「そういや、お腹空いたなー」
マリ「ちゃんとご飯食べてないよね」
みこと「食べる?」
報瀬「でも、もうすぐ大阪着くから」
日向「でもなぁ、食堂車のご飯も美味しいからなぁ」
マリ「どうしようか迷うね」
みこと「……」
店員「あのぉ、ちょっといいですか、玉木さん、三宅さん」
日向マリ「「 はい……? 」」
報瀬「?」
みこと「?」
店員「お願いと言いますか、やめてほしいことがありまして」
日向「……」
マリ「……」
報瀬「なにしたの、二人とも」
日向「な、なにしたっけ……?」
マリ「え、えっと……あれとか……これとか……」
みこと「思い当たる節あるんだよね」
店員「食器を片付けるのを止めていただきたいのです……」
報瀬「?」
日向「ダメでした?」
店員「私たちの仕事ですので……」
報瀬「そんなことしてたの?」
マリ「ついやっちゃうんだよね……。自分のことは自分でって感覚失くしたくなくて」
店員「えっと……しょ、少々お待ちください……!」
テッテッテ
報瀬「店側からしたら、困るかも。気持ちは分かるけど」
みこと「奥へ入っていったよ」
日向「ま、まさか……料理長呼びに行ったんじゃなかろうか」
マリ「ど、どうしよう? 逃げていいかな、日向ちゃん……?」
日向「私が行くから、キマリはここで待っててくれっ」ダッ
マリ「待ったぁー!」ガシッ
日向「嫌だっ、離せっ!」ジタバタ
マリ「私が先にっ」
日向「いいや私がっ」
ジタバタ
ジタバタ
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