120:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/14(火) 01:45:29.56 ID:JIKGxwEno
―― 寝台車
ディレクター「はい、オッケー」
結月「ありがとうございました」
「いえいえ、インタビューなんて初めてだから緊張したけど……うまく出来たかな?」
結月「全然問題ありません。ちゃんと受け答えしてくれましたから、話も進めやすかったです」
「そっか〜、よかった〜」
ディレクター「逆に結月ちゃんがフォローしてもらってる感じだったね」
結月「う……」
「あはは、そうなんだ〜。でも、ちゃんと出来てよかったよ〜。それじゃ、私はこれで」
ディレクター「ありがとうございました〜」
結月「ありがとうございました!」
日向「……」
ディレクター「それじゃ、休憩挟んであと一人撮ろう」
スタッフ「はい、わかりました。それでは10分休憩でーす」
日向「狭い中でよくやるなー」
結月「あの、日向さん」
日向「なに?」
結月「暇なんですか?」
日向「そうだけど」
結月「キマリさん達の所へ行ってください」
日向「邪魔だからどっか行けって言うのか! 横暴だ! こんなこと許され――」
結月「ジーっとみられると、なんだかやりづらいんですよ」
日向「最後まで言わせろー。なんだよ、やり辛いって?」
結月「いつもは茶化してるような目で見てるじゃないですか。なんで今は真面目に見てるんです?」
日向「茶化すような目ってなんだ」
結月「含み笑いしてるっていうか」
日向「日向ちゃんスマイルをニヤついてるって言うのか、失礼な……!」
結月「いいですから、気になってしょうがないんですよ」
日向「ディレクターさんにもダメ出しされてたくらいだもんなぁ」
結月「もぉー……!」
日向「あはは、ごめんごめん。ちょっと気になっててさ」
結月「なにがです?」
日向「ゆづ、この仕事に積極的だよなぁ、と思って」
結月「……」
日向「そのミニスカートだって、本当は嫌だろ?」
結月「うぅ……今だって恥ずかしくて死にそうです」
日向「……」
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