34: ◆6fp038pgR.[saga]
2018/07/31(火) 22:48:16.38 ID:o72eldXCO
リーリエ「あ、あの…マオ……なんにもないってどういうことですか……?」
マオ「うーん……なんとなく。ほらっ、最近スイレン様子がおかしかったでしょ?」
リーリエ「ま、まぁ……確かに……たまにカウンセリングが必要なのでは?と思ったことはありましたが……」
マオ「リーリエ……クチからヘドロばくだん吐きすぎだよ…」
リーリエ「ですが……!マオだってスイレンのコイバナにノリノリだったではありませんか!」
マオ「………あの場で本当?なんて聞いてスイレンが泣いたら困るし……」
リーリエ「…………では、スイレンが嘘をついていると?」
マオ「………スイレンとは付き合い長いからなんとなくわかるんだけど……あれは嘘ってより"思い込んでる"ってカンジかな?」
リーリエ「???」
マオ「…………まぁ、スイレン見てたらなんとなくわかってたけど……ほらっ、スイレンってサトシのこと好きだと思うんだよ」
マオ「でもスイレンが……例えばサトシをとられたくないとかって理由で私たちにサトシと付き合ってるなんて見せつけるハズないし」
マオ「それに……そもそもスイレンが嘘であんな自然なことできるハズない!いつものスイレンなら沸騰して死んじゃうよ!」
リーリエ「マオも結構ヘドロばくだん吐きますね」
シロン「コーン」
マオ「それにサトシの反応!あれは完全に何が起こってるかも理解してない反応だよ!」
マオ「そこから導き出される答えは一つ!スイレンはサトシと付き合ってると思い込んでるけど、サトシはそんなことカケラも思ってない!」ビシッ
アマージョ「アマ!」ビシッ
リーリエ「で、では……サトシがスイレンを勘違いさせるようなことをしてスイレンが付き合ってると勘違いしたとか……?」
マオ「…………それもありえなくはないね!でも、どちらにせよ……」
リーリエ「…………それが真実だとして……スイレンが知ったらサトシかスイレンかのどちらかが死にますね…」ウム
マオ「とりあえずリーリエ!私たちが今日ここに来たのはスイレンのコイバナを聞くためじゃない!最近スイレンがおかしくなった理由を突き止めるためだよ!」
リーリエ「…………スイレンがおかしくなった理由……」
マオ「…………手遅れになる前に……スイレンがおかしくなった理由を突き止めて、スイレンを助けるんだ!」
マオ「友達として!」
アマージョ「アマッジョ!」
シロン「コーン!」
リーリエ(………思い返せば……スイレンがおかしな言動をしはじめたのはここ数週……ここ最近で思い当たることと言えば……)
リーリエ「…………」ポクポクポクポク
マオ「…………リーリエ?」
リーリエ「…………!!」チーン
リーリエ「…………抱き枕……?」ハッ
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