829: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2020/05/30(土) 20:22:39.61 ID:8IHg2OgDO
それから、私達は現世へ旅立つ準備をしている
と言っても持っていける荷物など無いので身一つ、というか魂一つ
そして私達は大きな建物の前に集まっている
それは私達にとっては慣れ親しんだ鎮守府と同じ外観だった
『念の為にこの場所は残しておこうと思う。けど引っ張り上げる者も居なくなるから辿り着けるかは本人次第になるけど』
「必要にならなければいいですね…」
『そうだね…』
早霜「それを防ぐ為に行くのでしょう?」
島風「早く行こうよー」
目の前には白いトンネルのようなものが開いている、丁度人ひとりが通れる大きさだ。ここを潜れば次に目覚めた時には身体に入っているらしい
新棲姫「ふ…ふふ、もうすぐ会えるな…漣」
呂500「でっちー、待っててね…」
『じゃあまずは…島風から』
島風「はーい!朝潮!皆!またね!」
そして島風はトンネルを潜り、その姿が見えなくなった、そうして次に呂500さん、早霜さん、新棲姫さんとトンネルに入っていく
そうして最後に私とY子さんだけが残った
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