630: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/11/10(日) 22:40:44.42 ID:uNxJvj2DO
【霊なるものへと分け与える事も出来るのよ。そう私が仕様を変えた。もう破壊するだけの兵器ではないの】
八島『よくも…よくもやってくれたなぁ…!』
今度はさすがに無傷とはいかなかったようだ。エネルギーを荷電粒子砲に回していたせいであのバリアも張れなかったのだろうか。そもそも完全に油断していて防御する暇も無かったのか
そして発射直前の臨界状態の所にまともに食らってしまえばどうなるか
空中要塞は健在ではあったがかなりの損害を受けていた。見た所大破寄りの中破といった感じだ
今なら…!
私は富士さんに渡されていたある物を自分の砲へと装填する。それは一発の砲弾。もちろん只の砲弾ではない
密かに富士さんは私にこう言っていた。隙を見極めこの砲弾を八島へと撃ち込めと、その隙は私が作ると
それがあの霊砲というものなのだろう。しかし早霜の捨て身のおかげでその魂を削る兵器を使わずに済んだようだった
早霜に分け与えた分というのはあるが全力砲撃に比べたら微々たるものだろう
「これで…!」
八島『クソがあああ!』
ドドドドドドドドド!
荷電粒子砲は諦めたのかまだ無事なその他の兵器を乱射し始める。普通なら苦し紛れの無意味な攻撃だがその規模が違いすぎる。それだけで私達を消し炭にするには充分過ぎる破壊力だ
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