614: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/11/10(日) 22:00:59.42 ID:uNxJvj2DO
新棲姫「朝潮…いつでも動けるように準備しておけ。下手をすればまた死ぬ羽目になるかもしれない」
不吉な事を言わないでほしい。…また死ぬ…この状態で死んだらどうなるのか…あまり良い結果にはならないのは何となく解るが
【朝潮…その子をお願い】
富士さんがY子さんを目で示し、身構える
?『…本気なんだね。まあたまには戦闘らしい事も悪くないか』
『お…姉ちゃん…』
二人が睨み合う中で私達はY子さんの手を引いて部屋を出てその場から離れようとする。色々聞きたい事はあるがそんな場合ではなさそうだ
次の瞬間私達の居た部屋が爆散した
振り返ると富士さんが艤装を背負っている後ろ姿。見た事もない巨大な艤装には20はあるだろうか、砲塔がそびえている
対してもう一人は特に何も装備してはいない。今の爆発は富士さんの砲撃だったのだろう。しかし全くの無傷のようだった
?『やっぱり今のお姉ちゃんではその程度か』
と、彼女は腕を振るうと不可視の衝撃が富士さんを弾き飛ばした
【…くっ!】
離れた私達の方へと富士さんが飛んでくる。どうにか受け身を取って着地する富士さん
「富士さん!」
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