508: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/07/18(木) 05:00:42.27 ID:bgBXNCBDO
>>505から
「お酒ですか」
『へー新しいお酒かあ…でもあたしはワイン派なんだよねぇ』
潜水新棲姫「露の雫か、まあ悪くないセンスだな」
ある日の事、ガングートさんの旦那さんである孫さんが新作の日本酒の名付け親になってほしいと司令官に頼んでいた
お酒に弱い人でも美味しく飲めるものを目指して作られたらしい。どんな味なんだろう、私はお酒は飲んだ事は無いがちょっと気になる
孫さんの作るお酒は鎮守府周辺の街では割と有名で雑誌の取材にも何度か取り上げられていた
「しかも美人のロシア人艦娘の奥さんまでいますから。凄く写真映えしていましたね」
夫婦揃って取材を受けていたガングートさんはガチガチに緊張していて端から見たら怒っているようにも見える
だけどそれが逆にクールな印象を与えて雑誌を見た女性読者がファンになってお店に集まったりした事もあったようだ
「接客モードのガングートさんはなかなか面白…素敵でしたね」
潜水新棲姫「もうすっかりあの街の顔のようになっているな。所属している鎮守府の風評被害もあの街の住人はデマ…でもない部分もあるが…」
「ええ、ガングートさんが結構訂正したりしてくれていたようで、理解してくれていますよね」
ガングートさんはあの鎮守府の言ってみれば公報担当みたいな役割をいつの間にか担っていた
そのおかげで周辺住人との関係は結構良好なようだった。普通の一般人は軍施設を嫌う傾向が強い、他の鎮守府でもそれはもう頭を悩ませているらしい
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