504: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/07/08(月) 02:06:35.99 ID:qkqheJjDO
自らの中で早霜が消えた事を悟った朝霜さんが涙を流しているのを司令官達は慰めている
『まああの早霜が自殺を図らなくとも自然に消えていたんだけどね…』
「え…」
潜水新棲姫「それはあるな。あの男の事だ。上手く行ったとしても朝霜の中に早霜が残り続けるようにはしないだろう」
「…あくまで使い捨てだと?」
潜水新棲姫「元々インストール用に作った訳でもない身体に他者の精神がいつまでも残留する、しかも朝霜にとってはトラウマを植え付けた張本人だ」
『まあねぇ…いくら味方になってるとは言え悪影響を考えれば当然かもねぇ』
「でもあの朝霜さんは早霜が消えた事を哀しんでいます…」
潜水新棲姫「酷い目に遭わせた相手でも憎み切れなかった…そういう事か…人の心は複雑だな…」
新棲姫さんはまだ自分には解らない事だらけだと腕を組んで考え込む
『ところで話は変わるけどさー、あたしの部屋にあった漫画がいくつか無いんだけどー?』
潜水新棲姫「む?それならワタシが借りている」
『お?新ちゃんは漫画好き?』
潜水新棲姫「新ちゃん…」
『朝ちゃんは鎮守府の事ばっかりであんまり漫画読まないからさぁー、話が通じないんだよー』
「はい、朝ちゃんです」
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