239: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/27(水) 01:58:45.02 ID:OVYeofFDO
「…これはなんでしょうか」
頬が引くつく、さっきの笑顔が今は引き吊った笑いに変じていた
【あら…?いけなかったのかしら…この子がこれは絶対に必要だとリクエストするものだから…】
富士さんが困惑した声を出す。いいええ、富士さんは全く悪くありません
新しい和風家屋の居間にはそう―炬燵があった。ご丁寧にみかんまで
『え…えへへ…あぁー疲れたなぁー!さぁさぁ二人共入ろうよ!』
Y子さんが誤魔化すような笑顔で炬燵に入ろうとする
「まずはそれを片付けましょうか。いえいっそ跡形も無く破壊した方が…」
『いやあぁぁぁ!やめてぇぇぇ!』
三途の川の片隅でY子さんの絶叫が木霊するのだった
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