207: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:37:48.12 ID:XmkdBCEDO
良い香りがした。何処か懐かしいような、切ないような
208: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:39:16.14 ID:XmkdBCEDO
【落ち着いたかしら?】
209: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:40:53.49 ID:XmkdBCEDO
それから彼女の膝枕の上でぽつりぽつりとそれまであった楽しかった事を話す私
私にとって良い記憶というものはほとんどがあの鎮守府のもの。もちろん彼女は知っている事ばかりの筈たけれどそんな事は口に出さず相槌を打ってくれていた
210: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:43:20.10 ID:XmkdBCEDO
見ると鎮守府の様子がおかしい、何やら有毒なガスが発生したと騒ぎになっていた
211: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:45:34.31 ID:XmkdBCEDO
「こっちに来ちゃ駄目です!こっちに来ちゃ駄目!」
212: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:47:34.56 ID:XmkdBCEDO
「でもあれ?魂を集めるなら好都合だったのでは?」
213: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:49:42.04 ID:XmkdBCEDO
部屋に戻るとY子さんが起きてきていてこちらに手を振る
214: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:51:44.91 ID:XmkdBCEDO
【さて…私はそろそろ行くわ。あまり悠長にはしていられない】
215: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:54:07.52 ID:XmkdBCEDO
そして部屋から出ていこうと扉に手を掛ける富士さんに私は思わず
216: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:56:13.77 ID:XmkdBCEDO
そう言ってまた頭を撫でてくれる
217: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:57:21.02 ID:XmkdBCEDO
ここまで
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