165: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 21:52:26.27 ID:nQ+6pbjDO
司令官に限らず初期艦というのは提督にとっては特別な存在だと聞いた事がある。それが轟沈どころか陸で何者かに殺されたとなればあの優しい司令官がどれ程心を痛めるか想像も付かない
166: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 21:55:56.87 ID:nQ+6pbjDO
見ると倒れている初期艦さんの右腕だけが動きナースコールを押そうとしていた。間違いなく意識は無い、これは…
167: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 21:58:11.86 ID:nQ+6pbjDO
それから司令官の様子を見守っていると何処となく雰囲気が変わっている事に気付く
168: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 22:00:07.45 ID:nQ+6pbjDO
「凄腕のお医者さんとかでしょうか」
169: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 22:02:23.95 ID:nQ+6pbjDO
『どれぇ、ちょっと様子をっと…』
170: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 22:05:09.09 ID:nQ+6pbjDO
溜め息をひとつ吐き富士さんが初期艦さんに向き直り話を続ける
171: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 22:07:23.78 ID:nQ+6pbjDO
そして初期艦さんが自らの想いを吐き出す。いつの間にか彼女はあの小さな深海棲艦の事が司令官よりも好きになっていたらしい。はっきり言ってこれが一番の驚きだった
172: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 22:09:50.00 ID:nQ+6pbjDO
ふとモニターを見ると初期艦さんの姿が薄れていっている所だった
173: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 22:12:35.00 ID:nQ+6pbjDO
どうやらあの海外艦の人がどうやったのか治療したらしい。あれほどの重傷を完全に治すなんて信じられない、だけど…
174: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/15(金) 22:15:15.72 ID:nQ+6pbjDO
「あ…」
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