101: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/02/28(木) 04:28:50.33 ID:7kTtEa1DO
「本当の所言うとな…漣だけでも辛いねん…その上更に増えるなんて…」
いつの間にか食堂の一角に作られていた村雨さんのクラブで龍驤さんは私にそう吐き出した
私は辛うじて顔には出さないようにして相槌を打つ
正直ショックだった
ご主人様とよりを戻して以降、三人で旅行に行ったり、お揃いのペンダントを買ったり、一緒に仕事したり、二人でご主人様にお説教したり、三人であれやこれやしたり、色々な事があった
私は自惚れていた、楽観していた、龍驤さんにも私を好きになってもらっている、受け入れてもらっていると思い込んでいた、いつか戦争が終わっても三人でいられると根拠も無く信じていた
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