16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/29(日) 17:31:22.99 ID:WAtoBe320
☆外(絶望のフィールドが形成されている)
ライム「二人を返してください!」
バステノ「実力でどうぞ」
司徒「ボウボウ!!」(消滅の檻を置いて殴りかかる)
ライム「えい!!」
ドゴッ(司徒の左ストレートを回転して避けながら裏拳を叩き込む)
司徒「ボウ」
ライム「やっぱり効かないんですね」
バステノ「おお、一発で見破るとは……そう、こいつに仕込まれているのは再生の核。核を壊さぬ限り無敵だ」
ライム「……」
バステノ「さらに核は司徒の体内で自由に動き回る。見つけるのも大変だな」
ライム「それでも二人を助けないと」
バステノ「やってみなさい。そして消滅する二人を眺めて貴様も絶望しなさい」
ライム「そんなことにはさせません!」
司徒「ボウボウボウ!!!!」
ライム「てやーーー!!!!」
(回転して避けながら何度も攻撃していく)
バステノ「う〜ん。いい無駄な時間だ。これこそ消滅までの暇つぶしにふさわしい。……そうだ」
(バステノが消滅の鍵を投げて檻の鍵穴に差し込む)
バステノ「さあ、倒せればすぐ助けられるぞ? 倒せればな」
ライム「……」
バステノ「いい顔だ。その少しの希望が裏返るのが楽しみだ!」
司徒「ボウー!!」
ライム「私は……負けません!」
ポワッ(司徒のパンチを受け止めた両手が水色に輝く)
バステノ「うん?」
ライム「水色の……光……手に力がみなぎってくる……」
杏『真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね』
杏『ターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね』
ライム「精霊さん……杏さんとこずえちゃんを助ける力を貸して!」
ポワワ……(両手に力を込めると水色の輝きが増す)
ライム「ヤーーーー!!!」
パシュンッ(掌底で司徒が吹っ飛ばされる)
ライム「……もう一度」
キラキラキラ……(その場でターンをして体に水色の輝きが集まる)
ライム「今度は足に……」
キラキラ(足に光が集中していく)
ライム「え? あれ?」
バシューーーーン(上空に飛んでいくライム)
ライム「なんで〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
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