11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/29(日) 17:23:57.43 ID:WAtoBe320
……
トレーナー「じゃ、一回休憩しましょう。ちょっと席を外しますね」
由愛「はぁ……はぁ……」
杏「おつかれ」
由愛「おつかれ……さまです」
杏「筋はいいと思うよ」
由愛「ありがとうございます」
杏「あと、気付いたんでしょ?」
由愛「え?」
杏「あんずとこずえの秘密」
由愛「え、えっと……手とか、足とか、キラキラしていたような……」
杏「へぇ、ちゃんと見えたんだ」
由愛「え?」
杏「ちなみに何色に見えた?」
由愛「えっと、ピンク色だった気がします」
杏「正解。これはね精霊の力なんだよ」
由愛「せい……れい?」
杏「そう。あの絵本とかに出てくるイタズラ好きな精霊さん」
こずえ「ふかふか〜」(宙に浮いてる)
由愛「え? えぇ!?」
杏「こずえ……また浮かされてる。こずえが軽いからたまにやるんだよね〜」
由愛「……せいれいさん」
杏「フェアリーの称号を持つアイドルで、さらに一部しか扱えない特別な能力なんだよ」
由愛「フェアリー……」
杏「杏はだらだらするために使ってるから、たまにいたずらされたりしてるよ」
由愛「そ、そうなんですか……」
杏「ちなみにターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね」
こずえ「くるくる〜」
杏「あんな風に集まってこずえはもっと高くに……って、そろそろトレーナー戻ってくるから降りなよ〜」
こずえ「は〜い」
由愛「精霊さんってすごいんですね……」
杏「由愛ちゃんも可愛いし、フェアリーの称号をもらう資質があるのかもね〜」
由愛「そ、そんな……」
杏「そんなことあるよ〜。それにクールでしょ? 真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね」
由愛「まじめ?」
杏「世界を守るために居るんだって、杏やこずえとは遊んでくれない精霊さん」
由愛「世界を……まもる……」
杏「まぁ、そんな危険なことなんて起こらないと……」
バステノ「いや、起きるさ」
杏「誰?」
由愛「!!」
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