【安価】君が加わる麦わらの一味【ONE PIECE・東の海スタート】
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96: ◆pdOvGZa0xQ[saga]
2018/07/28(土) 17:10:13.59 ID:hocHxsNr0



???「ひいぃぃ〜〜!!」

ノイマン(!? 男の子……?)

???「うわああぁぁ〜〜!!」



牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、贅肉を携えたピンク色の髪の少年が、戦いにやってきたというより、こちらに逃げてきたような様子で向かってくる。

一心不乱、死にもの狂いといった表情から、戦意というものは欠片も感じられない。



ノイマン(逃げてるってことは……この船の客か? いや待て、ここにあんな普通の恰好した奴いたか?)



ノイマンは記憶を探って見るが、このいかにも小市民ですという感じの少年がいた記憶はない。

そもそもここはセレブが集う豪華客船。いる筈がない場違いな人間だ。



ノイマン「そうなるとまさか……海賊側……?」



しかしそれは、少年の様子からして更に場違いだと感じる。

まともに武器らしい武器も持たず、そもそも喧嘩などしたこともなさそうな小さく弱弱しい体。


少年はノイマンのすぐ傍で立ち止まると、荒れた呼吸を整えながら何やらぶつぶつとつぶやき始めた。


???「はぁ、はぁ……に、逃げてばかりじゃ駄目だぁ……! 何か、なんでもいいから戦利品を持ってかなきゃあ……!」

ノイマン(何? 『戦利品』……! やっぱりあっち側なのか? ……だがそれにしては妙だ……)

???「逃げたいよぉ……逃げたいけど……! やっぱり怖いぃぃ……!! ダメだ、やっぱり酒でもなんでも探して……!」

ノイマン「おい、君――」

???「!! ひいぃ……!!?」

ノイマン「君、もしかしてあの海賊船から……」

???「うわあああ!!! で、で、でかあぁ……!!? ごごごごめんなさいぃぃーー!!」

ノイマン「な、おい、ちょっと待っ――――」


普通に話しかけたつもりだったノイマンだが、少年はノイマンに気づくと酷く怖がってどこかへ行ってしまった。

かと思えば何か酒樽らしきものを全速力で転がして、海賊船からかけられた橋を渡って姿を消したのだった。


ノイマン「…………」


ノイマンは少年の消えていった海賊船を見やる。どうやら粗方金目のものは奪ったのか、海賊たちが自分たちの船へと戻っていくところだった。

どうにも気になる。どうもただ気の小さい海賊がいただけとは思えない。


ノイマン「何か事情がありそうだな……」


ナミのことも心配だったが、恐らくはすでにこの船のものは騒ぎに乗じて回収し、ノイマンに言った通り、目の前の海賊船にも忍び込んでいるはずだ。


ノイマン「仕方ない……行くか……!!」



ナミと少年を探すため、まだ繋がったままのロープを伝い、ノイマンは海賊船へと侵入する……!


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