【安価】君が加わる麦わらの一味【ONE PIECE・東の海スタート】
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175: ◆pdOvGZa0xQ[saga]
2018/07/31(火) 20:59:24.59 ID:gB2WzJgL0


コビー「……仮に入っても常識の通用しない事が山ほどあって、生きて帰ってこれた者は誰もいないと聞きます!」

コビー「……死ぬかもしれないんですよ……!?」

ノイマン「…………」

ルフィ「死んだら、その時はその時だ!」

ノイマン・コビー「「!」」



ルフィ「海賊王になるって、俺が決めたんだ。そのために戦って死ぬんなら……別にいい!」



それは、今のノイマンにとっては、呪いのような言葉だった。

やりたいからそうする。なりたいから戦う。そのための戦いで命を落とすことは本望。

ノイマンも、昔はそう思っていた。いつか海に出て、色々な強い者と戦いたいと。

命を賭けてでも、自分より強い誰かと戦い、そして勝ちたい、と。

しかし、今のノイマンには、守らねばならい人が、救わねばならい人たちがいる。

『奴ら』が許せないからと戦い、そのために死ぬことは、確かにノイマンには本望かもしれない。

だが、守るべき人たちを残して、自分だけ勝手に死ぬことなど、今のノイマンにはとてもできなかった。

その後に流れるであろう涙を想像すればするほど、ジレンマがノイマンを苦しめていた。



ノイマン「っ…………」



ルフィの黒い瞳がひどく眩しく見えて、ノイマンは思わず目を逸らした。




海賊B「は、ははは!! 海賊王だと!? お前がか!? なれるわけねーだろ!! 俺たちでさえ危険すぎるってんで、ワンピースなんざはなから目指しちゃいねーってのに!」

海賊A「へ、へへ……まったくだ……!! 夢を語るならせめてそれ相応に力をつけてから言え……! 俺たち相手に粋がってるだけじゃとてもとてm――」




バゴンッ!!



海賊A「ぎゃぶっ……!!? ぐぇ……」

海賊B「うひぇぇ……!!?」




ルフィ「……なんで、負けたお前らが俺の夢を、決めるんだ!!!」

海賊B「ひ、はひひひぃぅ……」

ルフィ「あー、それにしても腹減ったな。おい、飯はどこにあんだ!!」

ノイマン「宝もな」

海賊B「は、はいいいぃ!! 宝はここを出て右に真っすぐ行った突き当り!! 食料ならそこの扉開けた先にありますうぅぅ!!」

ルフィ「よっしゃ!! めしめしめしぃ〜〜!!」


海賊の言葉を聞くや否や、ルフィはバタバタと隣の部屋へと走っていった。





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