【安価】君が加わる麦わらの一味【ONE PIECE・東の海スタート】
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◆pdOvGZa0xQ
[saga]
2018/07/31(火) 20:59:24.59 ID:gB2WzJgL0
コビー「……仮に入っても常識の通用しない事が山ほどあって、生きて帰ってこれた者は誰もいないと聞きます!」
コビー「……死ぬかもしれないんですよ……!?」
ノイマン「…………」
ルフィ「死んだら、その時はその時だ!」
ノイマン・コビー「「!」」
ルフィ「海賊王になるって、俺が決めたんだ。そのために戦って死ぬんなら……別にいい!」
それは、今のノイマンにとっては、呪いのような言葉だった。
やりたいからそうする。なりたいから戦う。そのための戦いで命を落とすことは本望。
ノイマンも、昔はそう思っていた。いつか海に出て、色々な強い者と戦いたいと。
命を賭けてでも、自分より強い誰かと戦い、そして勝ちたい、と。
しかし、今のノイマンには、守らねばならい人が、救わねばならい人たちがいる。
『奴ら』が許せないからと戦い、そのために死ぬことは、確かにノイマンには本望かもしれない。
だが、守るべき人たちを残して、自分だけ勝手に死ぬことなど、今のノイマンにはとてもできなかった。
その後に流れるであろう涙を想像すればするほど、ジレンマがノイマンを苦しめていた。
ノイマン「っ…………」
ルフィの黒い瞳がひどく眩しく見えて、ノイマンは思わず目を逸らした。
海賊B「は、ははは!! 海賊王だと!? お前がか!? なれるわけねーだろ!! 俺たちでさえ危険すぎるってんで、ワンピースなんざはなから目指しちゃいねーってのに!」
海賊A「へ、へへ……まったくだ……!! 夢を語るならせめてそれ相応に力をつけてから言え……! 俺たち相手に粋がってるだけじゃとてもとてm――」
バゴンッ!!
海賊A「ぎゃぶっ……!!? ぐぇ……」
海賊B「うひぇぇ……!!?」
ルフィ「……なんで、負けたお前らが俺の夢を、決めるんだ!!!」
海賊B「ひ、はひひひぃぅ……」
ルフィ「あー、それにしても腹減ったな。おい、飯はどこにあんだ!!」
ノイマン「宝もな」
海賊B「は、はいいいぃ!! 宝はここを出て右に真っすぐ行った突き当り!! 食料ならそこの扉開けた先にありますうぅぅ!!」
ルフィ「よっしゃ!! めしめしめしぃ〜〜!!」
海賊の言葉を聞くや否や、ルフィはバタバタと隣の部屋へと走っていった。
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