142:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 15:46:21.87 ID:mj/RtOpF0
菫(照は竹井のことを『ルールは破らない』と言った。が、『切羽詰まると鏡で読めない』とも言ったんだ、だから賭けという道を竹井に残したと。でも、照はわかってないんだよ。宮永照と麻雀をする、その状況はもうかなり詰みに近い。さらに言うと、おそらく竹井は照魔鏡で内面を見られたことに気付いてる。その状況、果たして本当に『切羽詰まっていない』と呼べるのか……)
菫「まあ、大会ルールでやると言っても公式大会みたいにカメラや審判もいないからな。その代わりみたいなのだ」
照「ふぅん」
まこ「ごもっともじゃ。只でさえそちらさんは二人じゃが、こっちは五人。もしわしらが通しとかやる気ならひとたまりもないじゃろうし」
まこ(雀荘でもたまに見た光景じゃからのう……)
ゆみ「そんな気は毛頭無いが、そうだな。対局に集中という面でならいいかもしれない」
菫「ありがとう」
優希「とおし……? よくわからないじょ、結局なにに気を付ければ……」
菫「そうだな。例えば……片岡さん、聴牌して千点棒を出すとき何て言う?」
優希「? リーチだじょ」
菫「それは、『リーチ』と言うのか『リーチだじょ』と言うのかどっちだ?」
優希「それは……その時によるからわかんないじぇ」
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