梨子「たったふたつの愛」
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56: ◆DEohnfIk4o[saga]
2018/07/27(金) 01:04:36.33 ID:UNip/wsT0

鞠莉「えぇ、だけどこんなところに来る人なんてめったにいないわ」

鞠莉「こんな森にくるなんて、それこそ星を見に来る人か」


鞠莉「秘密の何かをしている人ぐらい」


梨子「きゃぁぁぁっ!!!」


我慢の限界だった。私の嘘は完全に見抜かれている


殺される。秘密を見てしまったから殺される


私はとにかく走った。転んでも靴が脱げても走り続けた


嫌だ、死にたくない怖い助けて


梨子「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


奇声をあげながら走った。恐怖を紛らわすには声を出すしかなかった


後ろを振り向く余裕もないしそんな度胸もなかった






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