115: ◆DEohnfIk4o[saga]
2018/07/27(金) 01:52:37.48 ID:UNip/wsT0
この人と二人っきりになるのは危険だ。私は駆け足気味に離れる
しかし、私の背中に語りかけてきたその言葉に違和感を覚えた
鞠莉「梨子、私の手作りケーキは美味しかった?」
梨子「はい、美味しかっ・・・」
私は何を言おうとしたんだろう。あのケーキは美味しくなどなかった
味なんてまったくしない、ただのスポンジを食べているような食感を思い出した
いや、味がしなかったわけではない。たしかしょっぱい味はした気がする
砂糖と塩を入れ間違えたんだろうとその時は思った
でも本当に?そんなありきたりな失敗をこの人がするの?
いや、しない。だとしたらあの味は・・・
142Res/90.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20