男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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920:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/02/03(日) 23:10:24.47 ID:WkeLB/oT0
体を洗って湯船につかる。温泉には僕たち以外誰もいない。贅沢なことに貸切状態だ。

こんな感じなのに潰れないのかな?

女の子の方は見ないようにしているのだけれど、

ロウェナ「先生っ! お背中お流ししましょうか」

男「もう湯船につかってるし」

ロウェナさんはそんな配慮関係なくちょっかいを出してくる。

それに

ヒヅキ「…あたたかいな」

なぜか僕と背中合わせにしてヒヅキさんが湯船につかっている。

ねっとりと粘度のあるお湯を通してヒヅキさんの体を感じる。

肌はすべすべしているけれどその奥の筋肉がしっかりしていることが背中越しでもわかる。

流石鬼だなぁ。

しかしなんで背中合わせに座るんです?

でも、あのヒヅキさんが近づいてくれるんだからちょっと嬉しい。

いつも刀ばかり見ててよくわかんない子だったからな。

ただ強くなりたいという意思だけしかわからない。

今年はもっとヒヅキさんを良く知りたいなぁ。

できれば多少好かれるくらいにはなりたいんだけど。

ヒヅキさんは僕のこと、どう思ってるんだろう。

サレム「先生! 裸の付き合いをしようじゃありませんか!」

男「え、嫌だけど?」

サレム「そんな! 温泉と言ったら腹を割って裸の付き合いと決まっているではありませんか! そうですよね、ジェラルド」

ジェラ「え!? そ、そうなのかなぁ」

サレム「プライヤ!」

プライヤ「うわっ、温泉の熱でチョコが溶けてるぞぉ」

ミレイア「あんたがそういうこと言うとなんか怪しいのよ」

サレム「私はただ当り前のことを言ってるだけで、そんな」

たしかにそういう風習はあるらしいけど僕のところではない。

反応を見る限り他の皆もないみたいだ。

がっくり肩を落とすサレムくん。

なんだか可哀想だ。とはあまり思わない。


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