男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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814:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/01/21(月) 21:37:25.25 ID:FbqSFH5/0
どうやらベルスタシアさんは花火を用意していたらしい。

サレム「あぁ、この光を見ていると肝試しで傷ついた心が癒されていきます」

ミレイア「飛び込まないでよ?」

サレム「飛び込みません!」

そうは言うが光に向かってふらふらと近寄っているから心配だ。

やはり虫種族は光が好きなのだろうか。

ベル「はい、しっかり握っててね」

メイド「は、はい」

メイドちゃんが両手で噴き出す花火を握っている。

その面持は強張っており、緊張しているようだ。

打ち上げ花火はともかく、手持ち花火はやったことないからなぁ。

パシュッ

メイド「ひゃっ」

火が噴きだすとメイドちゃんは驚いて尻もちをついた。

その火がメイドちゃんに向かないようにベルスタシアさんが花火を手で押さえている。熱くないのだろうか。

メイド「すっ、すみませんベルスタシア様!」

ベル「あはは、ほら見て、綺麗でしょ」

花火の光がキラキラとベルスタシアさんの体に映り輝く。

メイドちゃんはその光景を見て大きく口を開けていた。

ベル「メイドちゃんかわいーっ」

メイドちゃんの様子はもちろん可愛いが、花火を着飾ったベルスタシアさんは本当に綺麗だった。


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