男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2019/01/16(水) 22:09:00.59 ID:PgjaTk+U0
ロウェナ「らんらんらーん」
男「暗くて見えないね」
携帯用のライト程度じゃ少ししか照らせない。
ロウェナ「おねーさんは見えるぜい?」
男「見えるんですか?」
ロウェナ「まぁねー」
自慢げな顔しているロウェナさんが光に照らされている。
幽霊であればこの暗闇を見通すことができるらしい。
幽霊はなぜ暗いところで出るのかと不思議だったが単純に灯りをつける必要がないだけのようだ。
男「それじゃあエスコート頼めますか?」
ロウェナ「おねーさんにおっまかせー!」
僕の手を引く力が強くなる。
ロウェナさんは見えるんだろうけど見えない僕にとっては怖い。
ロウェナさんを信頼していればどうってことはないんだろうけどさっきの妄想のせいで怖い。
ロウェナ「ん? あれはー」
と思っていたらロウェナさんがぴたりと止まった。
僕は勢い余ってロウェナさんより一歩前に出てしまう。
ロウェナさんが見ている方。そこには
男「………光?」
ロウェナ「あれ、あの人だよ、えっと」
男「ロウェナさんの知ってる人?」
ロウェナ「うん。オカルト研究部の」
あの二人か。
一体こんな夜に二人で何をしているのだろうか。
オカルト研究部の活動かな?
ロウェナ「おーい」
ロウェナさんが二人に呼びかける。
ロウェナさんの声が聞こえたらしくその光は方向を変えてこっちへと進んできた。
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