男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2019/01/15(火) 20:30:48.48 ID:8atcIGKl0
砂の城作り。
僕だってやったことないわけじゃない。
子供時代を経験していれば砂遊びをしたことがない人なんてほとんどいないはずだ。
だけど、これは。
プライヤ「んー、少し傾いているから修正してほしいぞぉ」
男「はーい」
僕の目の前にあるのは砂の柱。
プライヤ君は謎の液体をかけて砂をかちんかちんに固めて砂の城を作ろうとしていた。
二人で作るから限度はある。だけど想定していた限度を大幅に飛び越えていた。
砂の柱、砂の板。それらを組み合わせ着々と工事が進んでいく。
えっさほいさと海に着ているのに汗水を垂らして城を作る僕たち。
一体何をしに海に来たんだろう。
プライヤ「えっさ、ほいさ」
どこで買ったのか歯車柄のプライヤ君の海パンも砂だらけだ。
僕はというとパンツの隙間に砂が入り込んでいて大変不愉快だ。
男「えっさ、ほいさ」
組み立てる。
組み立てる。
床を作り、柱を建て、壁を作り、屋根と作る。
子供くらいは余裕で暮らせるだろう。
小さな小屋の出来上がりだ。
城ではないけれどプライヤ君は満足そうな表情でそれを見ていた。
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